米上院、カーター国防長官を承認 近く就任へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
米上院本会議で国防長官就任を承認されたアシュトン・カーター前国防副長官=4日(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院本会議は12日、ヘーゲル国防長官(68)の後任に指名されたアシュトン・カーター前国防副長官(60)の就任を賛成多数で承認した。オバマ政権4人目の国防長官として近く正式に就任する。
 過激派組織「イスラム国」とウクライナ情勢への対応が当面の最重要課題。カーター氏は4日の上院軍事委員会で、同組織から支配地域を早期に奪還する必要性に言及、ウクライナへの武器供与が望ましいとの考えを表明した。
 アジア重視戦略を進める方針も表明。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や日本との防衛協力指針(ガイドライン)再改定にも臨むことになる。
(共同通信)