米、ウクライナで対ロ圧力を維持 制裁や武器供与排除せず


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 【ワシントン共同】米政府は12日、ウクライナ危機をめぐりロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの4首脳が停戦に合意したことを歓迎する声明を発表した。一方で、ロシアへの制裁強化やウクライナ軍への殺傷能力のある武器供与の選択肢は排除せず、合意履行へ圧力を維持する方針だ。
 米政府高官は同日、記者団に対し、ロシア側が合意を守らなければ「より多くの代償を支払うことになる」と警告した。
 アーネスト大統領報道官は声明で、ドイツ、フランス両首脳の仲介をたたえ「平和的解決への重要な一歩になり得る」と評価した。
(共同通信)