停戦合意後に死者18人 ウクライナ東部、激しい戦闘続く


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 【モスクワ共同】ウクライナ東部の紛争で、同国やロシアなど4カ国首脳らによる停戦合意後の12日から13日にかけて、ウクライナ側と親ロシア派武装勢力双方の少なくとも18人が死亡、数十人が負傷した。停戦は15日に発効するが、前線では依然激しい戦闘が継続しているとみられる。

 ウクライナ国防省は13日、ウクライナ軍兵士ら8人が死亡、34人が負傷したと発表した。親ロ派によると、ウクライナ軍の砲撃により拠点都市ドネツク、ルガンスクなどで子供を含む計10人が死亡、多数が負傷した。親ロ派「ドネツク人民共和国」幹部は、ウクライナ側には停戦の意思がないと批判した。
(共同通信)