G7がウクライナ戦闘継続に懸念 15日停戦順守をと共同声明


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13日、ウクライナ・デバリツェボ近くの村で、前線に向かう準備をする親ロシア派(AP=共同)

 【ワシントン共同】日米など先進7カ国(G7)首脳は13日、ウクライナ東部での紛争をめぐり共同声明を出した。ロシアやウクライナなど4カ国首脳による停戦合意後も、東部ドネツク州の交通の要衝デバリツェボ周辺で戦闘が続き、市民に多数の犠牲者が出ているとして懸念を表明した。
 声明は親ロシア派武装勢力が攻勢をかけているとの認識を示した上で、当事者すべてが行動を自制し、15日に発効する停戦を順守するよう要求。対ロシア制裁強化を念頭に、合意に違反すれば「適切な措置を取る用意がある」と警告した。
(共同通信)