ウクライナ停戦15日発効 戦闘続く、和平へ正念場


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ウクライナ

 【モスクワ共同】ウクライナ政府軍と親ロシア派武装組織の紛争収拾を目指してロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの4首脳が発表した停戦合意がキエフ時間の15日午前0時(日本時間同午前7時)に発効、昨年4月から約10カ月で5千人を超す死者を出した紛争は和平への正念場に差し掛かった。ウクライナ東部では12日の停戦合意後も戦闘による死者が出ており、停戦の発効で実際に戦闘が止まるかは予断を許さない。

 ウクライナ政権側と親ロ派は昨年9月にも停戦に合意したが、その後、戦闘が再燃して年明けから激化し、合意は破綻した。今回の合意も守られなければ、泥沼化が懸念される。
(共同通信)