「テント撤去許さず」抗議の市民ら 辺野古ゲート前


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海上作業に当たる業者とみられる車両の進入を阻止しようとする市民ら=20日午前7時47分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らは、20日も午前7時ごろから米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議行動を展開した。

シュワブ内への海上保安庁や海上作業に当たる業者とみられる車両の進入を、市民らが阻止しようとする場面もあった。
 市民らが歩道上に設置したテントについて、19日に沖縄防衛局と沖縄総合事務局北部国道事務所から撤去を求められたことに対して、沖縄平和運動センターの山城博治議長は「テントは新基地建設を止めるまでゲート前で抗議するという意思の表れで、この闘いの象徴だ。撤去を許してはならない」と呼び掛けた。
 海上ではカヌー10艇と抗議船3隻が作業の中止を求めて抗議した。午前11時現在、海上での作業は確認されていない。
【琉球新報電子版】