与那国、陸自配備是非できょう住民投票 夜9時ごろ結果判明


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 【与那国】与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の賛否を問う住民投票は22日、投開票される。2008年に町議会が自衛隊誘致決議をしてから約6年半、島は誘致と反対で二分されてきた。住民投票は激戦が予想され、賛否の行方に注目が集まる。

 投開票が翌日に迫った21日、配備推進派と反対派の住民らは街宣車での呼び掛けや街頭演説を繰り返し、訴えの拡大に奔走した。住民は島の未来に思いを巡らせ配備是非の判断に揺れている。
 22日の投票時間は午前7~午後7時まで、町内3カ所で実施される。同8時から町構造改善センターで開票が始まり、同9時ごろ大勢が判明する見通し。
 有権者数は中学生41人や永住外国人5人を含む1284人。期日前投票は21日までに212人が投票した。