東村議会、新設着陸帯の使用禁止を決議 米軍北部訓練場


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 【東】東村議会(安和敏幸議長)は23日午前、同村高江の米軍北部訓練場N4地区に新設された着陸帯の使用禁止を求める意見書と抗議決議を全会一致で可決した。N4地区の着陸帯建設に関連した抗議決議は2006年にも可決されているが、着陸帯の使用禁止を求めるのは初めて。
 意見書と抗議決議では、「N4着陸帯が県民の反対を押しきって建設が強行された」とした上で、使用開始手続き前に米海兵隊のAH1ヘリが着陸帯を使用したことを批判した。渡名喜村でAH1ヘリが起こした部品落下事故の原因が究明されるまで同型機の飛行中止も求めた。同議会のメンバーが午後に沖縄防衛局を訪れ、意見書を手渡す。
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