翁長知事、新基地阻止を重ねて表明 県議会代表質問始まる


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 県議会2月定例会は25日午前、代表質問が始まった。翁長雄志知事は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題に関する政治姿勢について「辺野古に新基地は造らせないことを県政運営の柱として、公約の実現に向けて全力で取り組む」と述べ、県外移設の実現を目指していく考えをあらためて強調した。具志孝助氏(自民)の質問に答えた。

 翁長知事は、前知事による辺野古埋め立て承認を検証する有識者の「第三者委員会」について、公平・客観性を持って検証作業を進めるとした上で「委員会の報告を踏まえ、承認の取り消し、撤回について検討する」との考えを重ねて表明した。
 代表質問は27日まで。初日は自民党の3人が質問する。【琉球新報電子版】