英国、少女のシリア渡航相次ぐ 少なくとも8人


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 【ロンドン共同】欧州で、過激派組織「イスラム国」の戦闘員と結婚しようとシリアを目指す少女が後を絶たない。英国の警察は24日、ロンドン東部の学校に通っていた15~16歳の少女3人がシリアに入ったことを示す根拠を得たと発表。英メディアによると、イスラム国に加わるためシリアに渡った女子生徒は昨年夏以来、少なくとも計8人となった。

 警察や家族が公表しないケースも多く、実数はさらに多いもよう。10代の少女をおびき寄せる同組織の宣伝を前に「当局はインターネット上の闘いで敗北している」(英紙デーリー・メール)のが現状だ。
(共同通信)