公明北側氏、海外派遣に厳格要件を 自衛隊恒久法


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 公明党の北側一雄副代表は25日、安全保障法制をめぐる党検討委員会で、国連平和維持活動(PKO)以外の国際的な平和協力活動や、他国軍の後方支援のため自衛隊を派遣する際、PKO参加5原則以上の厳格な要件が必要だと政府側に求めた。自衛隊派遣を随時可能にする恒久法をめぐる議論の中で述べた。

 北側氏は要件について「日本が参加したいのであればPKO参加5原則以上の原則があって初めて容認される」と強調した。検討する際の観点として「派遣の正当性」「憲法が禁じる『他国の武力行使との一体化』回避」「隊員の安全確保」を例示した。
(共同通信)