【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会で違反事例を調べる専門家パネルは25日、昨年に制裁対象となった北朝鮮の船舶運航管理会社が、船舶の名前を変えるなどして制裁を逃れ、中国近海などで運航を続けていると指摘。この会社の業務に日本や中国、ブラジル、ロシアなどを拠点にする個人や組織が関与したとし、日本人1人の名前も挙げた。
北朝鮮外交官らの武器密輸への関与も引き続き確認されたという。年次報告書で明らかにした。
問題の企業は、キューバの兵器を運搬中にパナマで拿捕された北朝鮮貨物船の運航管理会社「オーシャン・マリタイム・マネジメント」。
(共同通信)
北朝鮮の会社、国連制裁逃れ 年次報告、日本人の関与も指摘
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琉球新報社