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日本ハンドボールリーグ(JHL)男子4位の琉球コラソンは28日、県立武道館で3位の大同特殊鋼と今季ホーム最終戦を行う。コラソンは勝利でプレーオフ(PO)進出を決める可能性がある。リーグ参入7年目で悲願の舞台へ、選手たちは一丸で勝利を目指す。(大城周子)
大同特殊鋼には12月13日のリーグ戦で20―29と大敗したが、その2週間後の全日本総合選手権準決勝では1点差で惜敗。コラソンの東長濱秀吉監督も「勝てない相手ではない」と自信を見せる。22日のトヨタ自動車東日本戦を粘り強い試合運びで勝利しており、その勢いとホームの追い風を生かせるか。鍵を握るのは後半の戦い方だ。高さのある相手守備を、連係した攻撃で崩し、積極的かつ正確なシュートで流れを呼び込みたい。
試合前日の27日、コラソンの選手たちは浦添市民体育館で軽めの調整に励んだ。主将の水野裕紀は「気持ちが入ると思うが、プレーオフを意識しすぎず、いつも通りにやりたい。『守って速攻』の形を多く出せた方が勝つ」と展開を予想した。