【モスクワ共同】ロシアのテレビ局「TVツェントル」は1日までに、ロシアの野党指導者ネムツォフ元第1副首相が何者かに射殺された場面を撮ったとする監視カメラの映像を放送、「実行犯は殺害現場近くの階段に隠れていたもようだ」と待ち伏せしていた可能性があると報じた。
2人の進行方向左前方の高い場所から撮影された映像によると、ネムツォフ氏とされる人物がもう1人の人物と一緒に橋を歩いていたところ、後方からゆっくり近づいてきた除雪車により2人が見えなくなった。
その瞬間、除雪車の背後から実行犯とみられる人物が現れ、脇を通った車に走って乗り込んだ。
(共同通信)