【うるま】小学校から通学を欠かさず、高校の卒業式を迎えた生徒が12年間の皆出席を達成し、父母らと1日、喜びに浸った。具志川高校の横田響君=うるま市喜仲=と崎上拓夢君=同市天願=の2人で、達成感を弾みに「今後も大学、そして社会へ出ても、この自信を胸に頑張っていきたい」と決意を話した。
横田君は「小学生のころに母から12年間通えば新聞に出るよと言われ、やってみようと思った」ときっかけを話した。
小学生の時に運動で骨折した際も通学し、放課後に病院に行った経験もあるという。「ちょっとした風邪でつらくても通った」と話す。「この自信を何とか今後の人生でも生かしていきたい」と決意を語った。
崎上君は「12年間は早かったな。自然に通っていた。まだまだいけそう」と自信満々。小学生の時に皆出席となり、「中学、高校でも取りたい」と決意した。持ち前の体力に自信もあり「普通の風邪程度なら大丈夫と自らに言い聞かせた」という。
12年間を達成し「率直にうれしい。大学でも社会でも自信を持って臨める」と喜んだ。