首相、憲法改正に意欲 「時代に合わない条文ある」


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 安倍晋三首相は6日の衆院予算委員会で、憲法改正に関し「長い年月がたって、時代に合わなくなった(憲法の)条文もある。条文を変えていく必要がある」と述べ、実現への意欲を重ねて示した。現行憲法について「占領下の短い期間で、連合国軍総司令部(GHQ)において25人の方々によってつくられたのは間違いのない事実だ」と指摘した。

 武器や関連技術の輸出ルールを定めた防衛装備移転三原則をめぐり「軍需産業の台頭によって日本の政治や平和主義がゆがめられると批判する人たちがいるが、これは全く当たらない」と言明した。
(共同通信)