士気高め 悲願POへ コラソン、きょう愛知で最終戦


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プレーオフ進出を懸けた今季最終戦へ調整に励む琉球コラソンの選手たち=6日、那覇市内

 日本ハンドボールリーグ(JHL)4位の琉球コラソンは7日、愛知県のTGアリーナで7位の豊田合成と今季最終戦を戦う。コラソンが勝利を挙げ、同日にあるトヨタ自動車東日本(6位)―北陸電力(9位)でトヨタ東日本も勝てば、コラソンのプレーオフ(PO)進出が決まる。リーグ参入7年目で悲願のPOを目前に、選手たちの士気も高まっている。

 現在コラソン、5位湧永製薬、6位トヨタ自動車東日本が6勝1分け8敗の勝ち点13で並んでおり、最終戦の結果でPO進出残り1枠が決定。順位は直接対決、得失点差の順で決まる。
 3チームとも最終戦で勝った場合、得失点差でコラソンがPOへ進む。コラソンとトヨタ東日本のみが勝った場合も、直接対決の結果によりコラソンがPO切符を手にする。7日にコラソンとトヨタ東日本がともに勝利すると、8日の湧永の最終戦を待たずにコラソンのPO進出が決まることになる。トヨタ東日本が負け、コラソンと湧永が勝った場合、勝ち点は並ぶが、直接対決で2勝する湧永がPOに進む。
 6日、那覇市内で最終調整を行ったコラソンの選手たちは、セットオフェンスを重点的に確認するなどした。決戦へ向け、東長濱秀吉監督は「出だしでポンポンと決められて追い掛ける展開になると苦しい。守備でしっかり締めて相手を諦めさせたい」と快勝での悲願達成を誓った。(大城周子)