政治

フィリピンへ巡回配備検討 米国防次官補、在沖海兵隊で示唆

 シアー米国防次官補は4日の記者会見で、フィリピンへの在沖米海兵隊の巡回配備拡大を今後図っていく考えを示した。米軍再編計画で在沖海兵隊の大半はグアムなどアジア太平洋地域に分散移転されることになっているが、フィリピンへの配備拡大も決まれば、日本政府が沖縄への海兵隊駐留の理由に挙げる「抑止力」や「地理的優位性」の根拠がさらに薄れそうだ。

 シアー氏は「(米軍の恒久的駐留を禁じたフィリピン憲法との整合性を同国)最高裁が認めた場合は、同国政府と利用できる具体的な施設や巡回駐留を話し合いたい」と述べた。米比両政府は昨年4月、フィリピン軍の施設を米軍が訪問する形で利用できる軍事協定を締結している。
 国防総省は在沖海兵隊約2万人のうち1万人台前半の実戦部隊について9千人をグアムほかハワイ、オーストラリアなどに移転する計画。一方、普天間飛行場の代替基地は名護市辺野古に建設するとしている。



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