21日に「瀬嵩の浜」で県民集会 新基地阻止へ再集結


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21日の県民集会開催と、4月以降の取り組みを発表する実行委員会のメンバー=8日、県議会

 県議会与党5会派と市民団体などでつくる「止めよう新基地建設実行委員会」は8日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設阻止を訴える県民集会を名護市瀬嵩の浜辺で21日午後1時から開くと発表した。3千人以上の参加を目指す。バスの運行も検討する。

 実行委は今後、移設に反対する県議や市町村議の会議を設置し、具体的行動を議論する方針だが、4月や5月にも県民集会、5~6月には東京で集会を開くことを検討している。
 辺野古埋め立て承認を検証する県の第三者委員会の報告がまとまり、翁長雄志知事が承認の取り消しや撤回の判断を予定する7月ごろにも再度、東京での行動を実施したい考えだ。
 移設予定地周辺での大規模集会は、政府が海底ボーリング調査に着手した昨年8月、同9月、ことし2月に続き4回目となる。県の中断要請にもかかわらず政府が海上作業を継続する中、移設に反対する民意をあらためて示す狙いがある。
英文へ→People’s rally opposing new US air base planned for March 21