NAGOURAマラソン 100キロ初代王者に蔵本(男子)、我那覇(女子)


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 【名護】名護市、今帰仁村、東村、宜野座村のやんばる1市3村をコースとする第1回NAGOURAマラソン(同実行委員会主催、名護市・同市教育委員会・琉球新報社共催)が15日、名護市の21世紀の森公園を発着点に開かれた。本島初となる100キロでは、男子は8時間8分02秒で蔵本康孝(大阪府)、女子は10時間32分53秒で我那覇昭子(那覇市)が初代王者となった。

 73キロ男子は大城絢也(那覇市)、同女子は四方紀砂子(奈良県)、フルマラソン男子はマーリン・マレン(北谷町)、同女子は渡邉眞由美(埼玉県)が栄冠を手にした。
 100キロ、73キロ両コースは午前4時半、夜明け前の真っ暗な中でスタートした。ランナーは街灯や自身のヘッドライトを頼りにゆっくりと走りだし、緑あふれる春のやんばる路を駆け抜けた。
 開会式では稲嶺進名護市長が「海を眺めたり、新緑芽吹く中を楽しんだりしながら、あせらずによんなーよんなーゴール目指して走ってほしい」とあいさつした。実行委員長の大嶺眞順市体育協会長は「自然を満喫しながらペースを守って完走してほしい」と選手を激励した。
 42・195キロのフルマラソンは午前8時にスタートした。
 琉球新報社はスタートの様子やコースを駆け抜ける選手の姿を伝える速報400枚をゴール地点で配布した。

100キロコースを8時間8分02秒で男性トップでゴールする蔵本康孝=15日午後0時41分、名護市の21世紀の森公園
100キロコースを10時間32分53秒で女性1位に輝いた我那覇昭子=15日午後3時6分、名護市の21世紀の森公園