コラソン・水野「全てぶつける」 JHL・PO21日に開幕


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プレーオフに向けて意気込む(左から)琉球コラソンの水野裕紀主将、東長濱秀吉監督、大崎電気の岩本真典監督、岩永生主将=16日、渋谷区の岸記念体育会館

 【東京】21、22日に東京・駒沢体育館で行われる第39回日本ハンドボールリーグプレーオフ(PO)を前に、初出場となる琉球コラソンの東長濱秀吉監督ら出場4チームの代表が16日、東京都内で記者会見し、意気込みを語った。

 琉球コラソンは今季7勝8敗1分でリーグ4位。最終戦で豊田合成に勝ち、プレーオフへの切符を手にした。会見で日本ハンドボール機構の多田博会長は「クラブチームとして初めて琉球コラソンがプレーオフに進出し、新しい波を感じる。ぜひいい試合をしてほしい」と健闘を期待した。
 東長濱監督は初戦の相手となる大崎電気(リーグ1位)について「スター軍団でどこからでも点が取れるチームだ」と語り「守りから攻めのリズムをつくりたい」と語った。その上でゴールキーパーと両ウイングの活躍が鍵だと指摘した。
 コラソンの水野裕紀主将は「プレーオフは独特の雰囲気があると聞いているが、コラソンに失うものはない。全てをぶつけて力を出し切りたい」と意気込んだ。
 琉球コラソン―大崎電気戦は21日午後1時10分開始。勝てば22日にトヨタ車体(リーグ2位)―大同特殊綱(同3位)の勝者と日本一を懸けて対戦する。