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沖縄本島への鉄軌道導入に向け、県が設置した有識者による「沖縄鉄軌道技術検討委員会」の初会合が17日、県庁で開かれた。
現在、渋滞時間帯には車で約60分かかっている沖縄市と県庁(那覇市)の移動時間を鉄軌道の導入で、約20分へ短縮するなど、利便性の高い交通網を構築する目標が示された。県は、利用者が移動時間を想定することのできる交通網を構築し、通勤・通学圏や観光客の行動範囲拡大などへもつなげたい考えだ。
技術検討委は鉄軌道計画の策定にに向けて必要な技術や専門的な判断材料を助言することを目的に設置した。県企画部は、鉄軌道導入の必要性や課題などを評価する視点として県民や観光客の利用者数、南北間の速達性の確保など約20項目を提案した。