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沖縄県の町田優知事公室長は18日、沖縄防衛局のほか、米軍の嘉手納基地やキャンプ瑞慶覧を訪ね、米軍機からの部品落下事故が相次いでいることに抗議し、原因究明や安全管理の徹底を申し入れた。
抗議はいずれも非公開で行われ、町田公室長は「事故が相次いでいることは遺憾で、米軍の安全管理体制に強い疑念を抱かざるを得ない。残念の極みであり憤りを感じている」と強調した。
県によると、嘉手納基地で対応した第18航空団施設群のロビンソン司令官(大佐)は、16日の電子偵察機からの落下に対し「謝罪したい」と表明した上で「地域住民やパイロット、航空団の安全確保ができるように尽力したい」と伝えた。
キャンプ瑞慶覧では在沖米海兵隊のトルーアクス政務外交部長(大佐)が、相次ぐ部品落下に対し「われわれも懸念している。事故のたびに個別に検討し対策を講じている」と語ったが、具体策については説明しなかったという。
また、自治体への通報遅れについては「地上での被害があればすぐに報告する」と伝えたが、被害が確認されない場合の対応には言及を控えた。