パワーリフティングの第19回ジャパンクラシック選手権大会が7、8の両日、和歌山県の広川町民体育館で行われた。一般男子74キロ級の比嘉善浩(TEAM GUTEI)がトータル684キロ(スクワット245、ベンチプレス147・5、デッドリフト291・5)で頂点に立った。トータル、デッドリフトはともに同階級の日本新記録をマークした。
比嘉は昨年5月の全日本ジュニア選手権でも優勝している。一般の部門で全国大会に出場するのは初めてで、「沖縄と違う環境で適応するのが大変だった」と振り返る。「セコンドのサポートがあったから気持ちを切り替えられた」と後半に巻き返した。
来年のジャパンクラシックも出場を目指しており、「また一から鍛え直したい」と決意を新たにした。