糸満 力強く行進 センバツ開幕


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 第87回選抜高校野球大会は21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、高校野球の全国大会誕生から100年という節目の年の球春が到来した。春夏通算2度目、春は初出場となる糸満ナインも開会式で両腕を大きく振って堂々と行進した。

 開会式は曇り空の下、前回優勝校の龍谷大平安(京都)を先頭に出場32校が南から北の順に行進した。春夏通じて最長のブランクを埋めた82年ぶり出場の松山東(愛媛)が純白のユニホーム姿で登場すると、4万2千人のファンから大きな拍手が送られた。敦賀気比(福井)の篠原涼主将が「この甲子園で自分らしく精いっぱいプレーすることを誓います」と爽やかに宣誓した。
 大会は休養日を含めて12日間の日程で、順調に消化されれば4月1日に決勝が行われる。