秘密法で参院8委員選任 国会監視が30日始動


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 参院は25日午前の本会議で、特定秘密保護法の運用をチェックする「情報監視審査会」の委員に、自民党の金子原二郎前決算委員長ら8人を選んだ。衆院側は既に選任済みで、30日に衆参両院の審査会がそれぞれ初会合を開き、運用監視を始動させる。参院の会長には互選で金子氏が選ばれる見通しだ。

 委員は議席数に応じて配分され、自民党は金子氏のほか、石井準一、上月良祐、末松信介各氏で計4人。民主党は大野元裕、藤本祐司両氏の計2人。公明党は荒木清寛氏、維新の党は儀間光男氏の各1人。参院での議席が共産党と同数の維新は抽選の結果、1委員の枠を得た。
(共同通信)