米、イラク要衝を初空爆 対過激派奪還作戦始まる


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 【ワシントン共同】イラク治安部隊などは25日、過激派組織「イスラム国」から北部の要衝ティクリートを奪還する作戦を再開した。米軍など有志国が初めて空爆を実施し、イラク側の攻撃を支援した。米国防総省が明らかにした。作戦は2日に開始後、足踏み状態が続いていたが、有志国が初の空爆に踏み切ったことで新たな局面を迎える。
 ティクリート奪還とその後の治安維持は、当面の焦点である北部最大都市モスル奪還に向けた試金石。ただ米国と対立するイランが同作戦に軍事顧問を派遣し、主導権の所在が曖昧となっていたことなどから、米国内では懸念の声が出ていた。
(共同通信)