那覇・南城・島尻を2選挙区に変更 県議会が中間整理案


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 県議会の議会改革推進会議は27日、県議選の選挙区割りに関する中間整理案をまとめた。(1)那覇市と本島南部の離島7町村(2)南城市と与那原町、南風原町、八重瀬町の1市3町-をそれぞれ一つにし、新たな選挙区とする。4月に県民意見を募集した上で、各派代表者会議で意見がまとまれば選挙区割りを変更する条例案を提出する。現在の選挙区は那覇市と南城市が独立し、南部離島7町村は与那原、南風原、八重瀬町を含めた島尻郡区に入っている。

 南部離島町村は那覇市区との合区を求めていた。一方、県議会に多様な意見を反映させることを目的に1人区を解消することが議論されており、南城市区の見直しも検討されてきた。
 条例は早ければ6月定例会に提出される見通しで、可決されれば来年6月の県議選から新たな区割りが適応される。