21世紀ビジョン実施計画、182件を改訂 「地方創生」重視


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 県は27日、三役や部局長らの振興推進委員会を開き、沖縄21世紀ビジョン実施計画(前期=2012~16年度)について、80件の追加や社会経済情勢などの変化に対応する改善102件の計182件の改訂を了承した。

沖縄振興の取り組みを加速させるための「経済発展」「生活充実」「平和創造」の視点と、地方創生を重視し、改訂した。
 新年度事業や、過去の事業を「PDCAサイクル」で検証した結果を反映させた。
 知事の公約であるアジア経済戦略構想策定調査事業や、認可外保育施設がひとり親家庭の利用料を減免した場合に減免相当額を補助する事業などを追加した。
 発達障害の生徒らへの支援のため、高校特別支援教育支援員の配置を「毎年13人」から「14年22人、15年以降28人」へと目標値を改めた。モノレール利用促進対策では車内表示の多言語化整備を追加した。