全国高校選抜 請舛(沖縄工)重量挙げ3位


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 全国高校選抜大会は28日、各地で4競技があり、重量挙げの男子94キロ級で請舛泰俊(沖縄工)がトータル250キロで3位入賞した。ハンドボール男子の浦添は準々決勝で法政二(神奈川)に逆転勝ちし、4強進出。レスリングは個人戦が始まり、55キロ級の徳比嘉一仁(南風原)、96キロ級の城間喜久(北部農林)が3回戦に駒を進めた。

アーチェリーの川原壯太(八重山商工)、上原苑子(宜野湾)はともに2回戦で敗れた。

◆請舛、記録更新より反省
 男子94キロ級で請舛泰俊(沖縄工)が3位に入った。1~3位までの差が3キロ内という接戦で優勝も狙えただけに「悔しい。ジャーク2本目の138キロを成功させて次でもっと伸ばせれば…」と反省が口をついたが、トータルの自己ベストを10キロ更新し、今後の躍進を期待させた。
 互いに近い重量を挙げ、駆け引きが続く緊張感があったが「目の前の重量をどう持ち上げるかだけ考えていた」と言う。ジャークは自己記録を8キロ更新。練習で姿勢や腰の重心など、基礎に力を入れてきた成果が出た。「今日負けた2人に次は勝ちたい」と夏の全国総体での雪辱を期し、「そのためにこつこつ練習していく」と力強く誓った。