英下院解散、選挙戦本格化 二大政党の単独過半数困難


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 【ロンドン共同】5月7日の総選挙を前に、英下院が30日解散し、選挙戦が本格化した。二大政党である与党の保守党と野党の労働党は、いずれも単独過半数に届くのが困難。一方、大躍進が予想され、選挙後の連立交渉を左右するとみられているスコットランド民族党(SNP)は、将来の独立に向けて影響力を行使する構えで、英政界が混乱に向かう恐れも指摘されている。
 SNPは労働党との協力に前向き。労働党が勝利した場合、政権に協力する条件として、地元の鉄道高速化に加え、住民投票の再実施を求める可能性もある。
(共同通信)