全国高校選抜大会は29日、各地で行われ、ハンドボール男子の浦添は準決勝で北陸(福井)に敗れ、3位だった。
重量挙げ男子105キロ超級の宮城昌義(沖縄工)はトータル262キロ(スナッチ113キロ、ジャーク149キロ)で3位に入った。
レスリング55キロ級の徳比嘉一仁(南風原)は準々決勝で敗れた。
◆初の全国「楽しめた」/宮城、堂々の表彰台
男子105キロ超級で宮城昌義(沖縄工)が1年生ながら3位で表彰台に上がった。スナッチ、ジャークとも自己ベストに届かず悔しさをにじませたが、初の全国舞台を「緊張せず楽しめた」と堂々たるものだった。
中学時代はハンドボール部に所属。先輩の誘いを受け高校入学を機に重量挙げへ転向し、「自己新が出たときが楽しい」と力を伸ばした。
重さのあるバーベルで基本の練習に取り組み、頭上へ差し上げる「クリーン」動作がスムーズになってきたという。
「全国1位の人の実力が分かって目標ができた」と今大会の収穫を語るホープは「全国総体で優勝して国体に出場したい」とさらなる高みを目指す。