辺野古 名護署、抗議中の市民男性1人逮捕


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キャンプ・シュワブ前での市民男性の逮捕に抗議する市民ら=31日午前10時35分ごろ、名護署前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設計画が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で31日午前、基地建設に抗議していた市民の男性1人が公務執行妨害で逮捕され、名護署に連行された。

 ゲート前では、早朝から約20人の市民らが海上保安官や作業員の車両が基地内に入るのを止めようと座り込むなどして抗議。一時100人近くの機動隊ともみ合いになり、男性1人が逮捕された。男性は基地内に拘束され、午前8時50分ごろに名護署に連行された。
 午前11時現在、市民ら約80人が名護署の前に集まり、「不当逮捕だ。仲間を返せ。市民弾圧やめろ」と男性の逮捕に抗議の声を上げている。
 一方、海上ではスパット台船2基が作業を続けている様子が確認された。海上で抗議行動をしていた市民らのカヌー18艇のうち8艇が海上保安官に拘束される場面があった。
【琉球新報電子版】
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