自民県連新役員が知事面談 県政課題解決で議論重ねる方針確認


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就任あいさつで翁長雄志知事(左から3人目)を訪ねた自民党県連の島尻安伊子会長(同2人目)、具志孝助幹事長(左)。右は浦崎唯昭副知事=6日午前、県庁

 自民党県連の島尻安伊子会長と具志孝助幹事長は6日午前、県庁に翁長雄志知事を訪ね、4日の県連大会で新役員就任の承認を得たことを報告した。普天間移設問題をはじめ県政課題の解決に向け、今後、自民党県連としても知事と話し合いっていく考えがあることを伝えた。

 島尻会長は会談で、「自民党県連は県政野党の立場だが、国政でも野党を経験したので、そこを思い出しながら野党の立場として県民生活に支障が出ないような取り組みをしたい」と語った。翁長知事は「(基地問題など)少し手法が違うところもあるが、思いは一つなので力を合わせて頑張りたい」と協力を求めた。
 具志幹事長は「われわれも県民の感情というのは分かる。翁長知事は、安保は基本的に認めるという立場でどういう具合に基地問題を基地解決していくか。他の人にはできないことが翁長知事にはできるかもしれない」と期待も込めた。  【琉球新報電子版】