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ことし和歌山県で開催される第15回全国障害者スポーツ大会の知的障がい者サッカーの九州ブロック予選会が19日、初めて沖縄で開催される。県の知的障がい者サッカーチーム「ブルーシーサー」の選手たちは、初めての地元開催に活躍を誓った。
「ブルーシーサー」はこれまでに「全国障害者スポーツ大会」に3回出場しており、九州ブロック予選は2連覇している。
社会人が中心のメンバー構成で、3月に岐阜県で開催された「第2回全国知的障がい者サッカー地域対抗選手権2015」で九州ブロック代表に選ばれたMFの東恩納大地(23)=北谷町、MFの山内健勝(19)=北谷町、GKの諸見直貴(20)=浦添市=を中心にカウンター主体の戦術を使うチームだ。
2011年には全国大会で3位になったが、年々全国のレベルが上がり、昨年の全国大会では1回戦で敗退した。キャプテンの東恩納は「まずは地元開催の九州ブロック予選を突破し、全国大会でリベンジしたい」と力を込めて話す。チームのキーマンの山内は「(昨年の全国大会では)マークがたくさんつき、仕事をさせてもらえなかった。1対1では絶対に負けないようにしたい」と意気込む。
田盛寛人監督は「地元開催ということで選手たちも気合が入っている。課題を改善しながら、九州予選は優勝を目指してほしい」と語った。(屋嘉部長将)