米キューバ外相、「進展」で一致 歴史的首脳会談へ弾み


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 【パナマ市共同】ケリー米国務長官とキューバのロドリゲス外相は9日、訪問先のパナマ市で会談した。両国外相による直接会談は1961年の断交後初めてで、キューバ革命前の58年以来。米国務省高官は10日、外相会談を「非常に建設的な議論だった。進展があったとの認識で一致した」と評価した。

 両国が半世紀以上の対立の解消を目指して開始した国交正常化交渉が前進したとみられ、オバマ米大統領とキューバのカストロ国家評議会議長による首脳会談という歴史的な和解の実現に向け、大きな弾みが付いた。
(共同通信)