![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img5529c9a977e2c.jpg)
大学野球の第93回九州地区選手権大会沖縄地区予選リーグが11日、宜野座村野球場で開幕した。第1試合は沖国大が最終回に大量点を奪い、9―6で琉球大を破った。第2試合では沖縄大が好機に加点、2―0で名桜大との接戦を制した。
リーグ戦は26日まで行われ、優勝と準優勝のチームが5月20日から県内で開催される九州地区選手権決勝トーナメントに出場する。
◆沖国打線が九回に爆発 3連覇へ好発進
沖国大打線が九回に爆発し、打者一巡の猛攻で勝利を引き寄せた。
昨年の春と秋に続く地区予選優勝の目標に向けて幸先良く白星発進し、主将の久高大和は「この1勝で気持ちが楽になった。3連覇を目指す」と決意を新たにした。
試合の流れを簡単には渡さなかった。二回に2点を先制されたが、三回に4点を奪い返した。同点に追い付かれた直後の九回に1死から5安打を重ねて5点を奪った。
久高は「最後は気持ちで勝とうと気合が入った」と振り返る。
勝ち越しの適時打を放った新垣雄太は「今日はチャンスで打てなかったので絶対に決めようと思った」と強調。「チームの調子が上がっているので目指すのは全勝優勝だ」と力を込めた。