公明党、2年ぶりに憲法改正論議 加憲対象を検討


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 公明党は15日、憲法調査会を22日に開き、憲法改正論議を再開すると決めた。同党が掲げる「加憲」の対象を具体的に検討したい考えだ。党幹部が明らかにした。同党が改憲をめぐり議論するのは、約2年ぶり。

 衆院憲法審査会が2日再始動し、自民党が改憲項目の絞り込みへ議論を始めたい意向を示していることを踏まえ、党の考え方をまとめておく必要があると判断した。これに関連し、石井啓一政調会長は記者会見で「加憲で、どの項目を優先するか、具体的に議論する必要がある」と述べた。
 公明党は、改憲論議に関し、新たな理念を書き込む「加憲」を提唱している。
(共同通信)