ブラック企業対策法案、参院通過 ハローワークが求人拒否


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 悪質なブラック企業の新卒求人をハローワークが拒否できる制度の創設などを盛り込んだ青少年雇用促進法案が17日、参院本会議で可決された。今後、衆院で審議され今国会中に成立する見通し。若者を使い捨てるように扱うブラック企業への対策を強化し、若者の就職や雇用継続の支援を図る。

 ハローワークは2016年3月から、残業代不払いなど違法行為を年間2回以上繰り返す企業などの新卒求人を受け付けない。不受理期間は、違法行為を是正するまでの間だけでなく、その後の半年間も含める方針。
 また、全ての企業に対し離職率や残業実態など職場の情報提供を促す仕組みを16年3月に導入。
(共同通信)