雨の中、938人完走 塩屋湾トリムマラソン


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
山と海の間を通る塩屋大橋を笑顔で駆ける9.5キロコースの走者ら=19日、大宜味村塩屋

 【大宜味】第37回塩屋湾一周トリムマラソン大会(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社)が19日、大宜味村立塩屋小学校を発着点に9・5キロ、5キロ、3キロの各コースで行われた。1086人がエントリーし938人(完走率86・37%)が完走した。

 当日は小雨から横殴りの風雨となり、一時、霧に包まれた。沿道の住民も傘を差しながら太鼓をたたいて盛り上げた。
 ゴールの塩屋小では達成感あふれる走者らの笑顔であふれた。辺土名高校放送部はアナウンスで貢献し、村商工会の加盟社も特産品販売で盛り上げた。喜如嘉小学校ソフトテニスクラブの父兄らが販売するそばやたこ焼きに多くの人が列を作った。
 名護市古我知から参加した大兼久忍さん(39)は、美和さん(35)、愛実さん(6)、双子の夢姫(ゆめき)ちゃん(3)と暖侍(だんじ)君(3)の家族5人で3キロコースを楽しんだ。忍さんは「参加は2回目。大会は家族行事と決めており、今後も走り続けたい」と語った。