サッカー明治安田J3のFC琉球は19日、鳥取市のとりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取と対戦し、0―1で敗れた。
通算成績は1勝2分け3敗となり、勝ち点5で順位は8位のまま。琉球は前半31分に先制され、反撃を狙ったがゴールを割ることができなかった。次戦は26日午後1時から、県総合運動公園でグルージャ盛岡と対戦する。
鳥取(4勝2敗)(12)
1―0(1―0,0―0)
琉球(1勝2分け3敗)(5)
▽得点者 【鳥】林
◆流れ戻せず
薩川了洋監督(FC琉球)の話 前半にミスが多く出ておかしくなった。悪い時間帯に失点してしまい、そのまま流れを戻せずに試合を終えてしまった。
◆精度欠く攻撃 ゴールは遠く/シュートわずか2本
格上チーム相手とはいえ、攻撃がかみ合わずすっきりしない内容だった。FC琉球の薩川了洋監督は「トラップ、シュート、ドリブルとも、もっと質を上げていかないとゴールまでたどり着けない」と語る。
前半31分、中央できれいにパスをつながれて先制点を許した。ハーフタイムには指揮官が「俺たちは何をしに来たのか考えろ」とげきを飛ばしたが、ゴールは遠かった。
放ったシュートは前後半でいずれも1本ずつ。漫然とした攻撃が目立ち、ゲームキャプテンを務めた富所悠は「後半はボールポゼッションもよくなってうまく攻め込んだが、最後に決めるまでのアイデアが弱かった」と反省し、FWの田中恵太は「いいところまでボールは運べている。あとは個人の精度が課題」と立て直しを期した。