ブルーシーサーV、全国切符 知的障がい者九州サッカー


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 ことし10月、和歌山県で開催される第15回全国障害者スポーツ大会の知的障がい者サッカーの九州ブロック地区予選会が19日、県総合運動公園陸上競技場で開催され、県勢の「ブルーシーサー」が3連覇し、4回目の全国大会への切符を手に入れた。

 強い雨と風でピッチはぬかるみ、ボールがスリップする悪条件の中、パスをつないだ。長崎戦で2得点した右サイドハーフの伊波稜太を中心としたサイド突破で得点に結びついた。
 田盛寛人監督は「悪天候の中、選手たちの集中力が持つか心配だったけど、よく持ってくれた」と振り返る。
 初めての地元開催での優勝にキャプテンの東恩納大地は「まずは優勝できてうれしい」と話した。昨年の全国大会では1回戦で敗退した。「全国では一戦一戦大切に勝ちに行き、決勝の舞台に立ちたい」と意気込んだ。