浦添市長、那覇軍港の移設容認表明へ きょう午後に会見


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 【浦添】浦添市の松本哲治市長は20日午後3時から、市役所9階講堂で、西海岸開発について記者発表を行う。那覇軍港の浦添移設容認を表明するとみられる。

 西海岸開発に伴い、米軍那覇軍港の浦添移設を松本市長が容認するかどうかが注目されている。那覇軍港の移設反対を公約に当選した松本市長はこれまで、移設の是非について立場を明らかにしていない。
 那覇軍港の現行の移設予定地では、埋め立て地開発の障害になると判断し、松本市長は今年2月、軍港代替施設とは切り離して浦添市案をとりまとめた。
 松本市長は15日に「浦添市案を実現する上で、軍港問題は切っても切れない話だ。早い時期に最終判断し発表する」と話していた。【琉球新報電子版】