町村衆院議長が辞表提出 後任に大島前副総裁、21日選出


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 町村信孝衆院議長(70)は20日午後、国会内で川端達夫副議長に辞表を提出した。その後の記者会見で、軽い脳梗塞と診断され、精密検査で当面入院することを明らかにした。自民党は後任の議長に党前副総裁の大島理森衆院予算委員長(68)を起用する人事を内定した。21日の衆院本会議で町村氏の辞任許可とともに、大島氏が議長に選出される見通しだ。

 大島氏は、党国対委員長を務めるなど国会運営に精通するベテラン。自民、公明両党は大島氏起用で、安全保障関連法案の審議を円滑に進める狙いがあるとみられる。
 町村氏は「議長の仕事に悪影響が出ることは避けなければならない」と説明した。
(共同通信)