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体重無差別で柔道日本一を争う伝統の全日本選手権は29日、東京・日本武道館で世界選手権(8月・アスタナ=カザフスタン)男子100キロ超級代表最終選考会を兼ねて行われ、七戸龍(那覇西高―福岡大―九州電力)は決勝で原沢久喜(日本中央競馬会)に敗れ、準優勝となった。
七戸は準々決勝で昨年準優勝の上川大樹(京葉ガス)、準決勝で全日本選抜体重別選手権優勝の西潟健太(旭化成)に一本勝ちを収め、順調に勝ち上がったが、決勝では原沢の小外刈りで有効を奪われ、優勢負けした。
全日本柔道連盟は強化委員会で世界選手権100キロ超級代表に、国際大会での実績を重視して七戸を選出した。