台湾与党主席が訪中 4日に習近平氏と会談


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 【上海共同】台湾与党、国民党の朱立倫主席は2日、民間機で台湾を出発し、上海に到着した。訪中は1月の主席就任後初めて。滞在最終日の4日には北京で中国共産党の習近平総書記(国家主席)と6年ぶりとなる両党トップ会談を開くほか、上海では2006年に始まり今回が10回目となる「国共フォーラム」に参加する。

 国民党は、昨年11月の統一地方選で馬英九総統の対中融和策が批判されて惨敗しており、朱氏の対中姿勢が注目される。台湾での対中警戒感の高まりを受けて中台関係が低迷する中、朱氏の訪中は、今後の交流や台湾での来年1月の次期総統選にも影響しそうだ。
(共同通信)