![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img5557ef5b4abbf.jpg)
県バレーボール協会は16日、プレミアリーグ・JTサンダーズコーチで県出身の徳元幸人氏を招き、西原高体育館などでバレーボール教室を開催した。国体少年男子の選手候補24人が参加し、国内トップレベルの指導に熱心に耳を傾けた。
徳元氏は石川高から中央大を経て、1999年にJT入団。2002年に日本代表に選出されるなどレシーブの名手として活躍した。12年に引退し、コーチに就任。昨季はチーム初のリーグ制覇を経験した。
この日の教室は試合形式を取り入れながら、レシーブを中心に基本を繰り返した。徳元氏は「ただ返すのではなく、誰にどういう球筋で返すのか。考えながら一球一球、丁寧にやろう」と呼び掛けていた。
徳元氏は「みんなレシーブがうまい。Vリーグでも基本は一緒。つなぐことを大切にしてほしい」とエールを送った。
昨年、ユースの日本代表にも選ばれた西原高の仲本賢優は「自分もレシーブを求められているので勉強になった。今後につなげていきたい」と語った。前原高の松田康河は「『丁寧に』という言葉が印象に残った。この教室でやった練習でできそうなものはチームに持ち帰りたい」と話した。