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後継者育成、補助金も 全国闘牛サミット 9市町が現状報告

闘牛の振興策などについて協議する6県9市町の関係者ら=10日、うるま市石川保健相談センター

 【うるま】全国闘牛サミット協議会総会が10日、うるま市石川保健相談センターで開催された。闘牛文化の振興と発展を目的に全国6県9市町の首長、関係者らが参加し、飼育頭数や後継者育成の課題について、活発な議論を交わした。

 協議事項は(1)飼育頭数、飼育者、後継者の増加に向けた具体策(2)闘牛の減少対策と飼育に関する衛生面-について。9市町の担当者らが、それぞれの自治体の取り組みや現状を報告し合った。
 岩手県久慈市の担当者は飼育頭数、飼育者、後継者の増加に向けた取り組みについて、闘牛素牛導入補助金と闘牛飼育奨励金を創設していることを説明。導入補助金は上限25万円で、牛の購入金額の2分の1を補助していることなどを報告した。
 新潟県長岡市は個人で牛舎を持っていなくても、オーナーとして闘牛を飼育できる、共同牛舎での飼育委託などの取り組みを説明した。
 また、同市の闘牛会が一般観光客を対象にした「ふれあい牛舎見学」には、年間約千人の来場者が訪れていることが報告された。
 9日の全国闘牛サミット闘牛大会のセレモニーでは同日に引退試合をした常勝会龍虎が、約10年間の間に23回、闘牛大会に出場した戦歴などが認められ、現役最年長牛として表彰された。初代うるま市闘牛組合連合会会長ら3氏が功労者表彰された。