琉球新報社 
アルゼンチンの在亜沖縄県人連合会は母県沖縄にある市町村の連合体で組織されている。母県での市町村合併でアルゼンチンでも新しい市町会が発足している。新しい市町会の１つ、南城市民会（比嘉光雄会長）が５月２６日、ブエノスアイレス市の沖県連会館で第１回定期総会を開催した＝写真。総会では会計報告とともに、新会長に又吉良吉さんが選出された。
南城市民会では元大里村系が９５％を占めるという。同会は昨年、組織された。比嘉会長はあいさつの中で「当分は１世が会の運営に当たり、慣れ次第２世へバトンタッチする」と話した。
総会では宮城盛仁さんを議長に選出、議事を進めた。最初に会務報告と審議を行い、原案通り異議なしで承認された。続いて会計報告が行われた。
（新垣善太郎通信員）
