やんばる駅伝 本部5年ぶり栄冠


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トップでゴールした本部町のアンカー宇茂佐隼人=23日、伊是名村の臨海ふれあい公園グラウンド(仲本文子撮影)

 【伊是名】第25回やんばる駅伝競走伊是名島大会(主催・同実行委員会、伊是名村、琉球新報社)は23日、伊是名村の臨海ふれあい公園グラウンドを発着点に、島を3周する9区間43・2キロで争われ、本部町が5年ぶりに栄冠を手にした。優勝を最多の12回に延ばした。記録は2時間32分56秒だった。

 「尚円王生誕600年祭」の一環と位置付けられた今大会には、北部12市町村(名護市は3チーム)、鹿児島県与論町、知名町に加え、尚円王が西原間切の内間領主を任されたことから、西原町がオブザーバー参加した。
 序盤は名護市南が2位以下に1分以上差をつけて首位をキープ。6区で2位本部町が名護市南を捉え、競り合いで最終区を迎えた。本部町はアンカーのエース宇茂佐隼人がリズム良い走りで引き離し、2分以上の差をつけて優勝した。
 2位は名護市南、3位は地元の伊是名村だった。